コロナの5歳未満のワクチンについての最新情報

FDAが6ヶ月以上5才未満の小児用のファイザー・モデルナのワクチンの緊急使用を認めましたので共有しておきたいと思います。臨床試験データがNature(有名医学誌)に報告されています。ファイザーは大人の10分の1量を3回投与です(はじめが3週間、次に8週間間隔)。有症感染の抑制有効率は、6ヶ月から23ヶ月までの幼児は75.6%であり、24ヶ月以上5歳未満は82.4%とかなりの効果を認めています。ワクチンによる発熱率は6.8%と5.1%です。

一方モデルナは大人の4分の1の量を1ヵ月間隔で2回投与でm有効率は6ヶ月から23ヶ月までの幼児は50.6%、24ヶ月以上5歳未満の子どもで36.8%と低めです。ワクチンによる発熱率は14.6%と16%です。両ワクチンともに、主な副反応は注射部位の痛みと疲労感です。

またワクチン効果の持続においては十分なデータがありません。

ファイザーの方が良さそうなデータが出ていますが、ファイザーは症例数が少なすぎてなんとも言えません。日本もいずれ承認になるかもしれませんが、それまでにはもう少し良質なデータが出てくると思いますのでその際はまた共有していきたいと思います。

だんだん、コロナ感染者が増えてきつつあるようにおもいます!気を抜かずに行きましょう!