コロナ感染退院基準の変更点

2021年3月28日LINE配信です。

今週も代診・休診はありません。
4月から第4週土曜日午前は院長と柿沼Dr.の2診体制、午後は柿沼Dr.の1診体制となります。院長診察をご希望の患者様は午前中に受診下さい。

三浦市は市立病院の医療従事者のみ先行接種が始まっておりますが、当院の非常勤医師の甲田Dr.は2回目の接種もすでに終了しております。接種した時の感想をなど受診の際に是非聞いてみてください。

<3/26の入院患者数>
重症:16名 中等症:209名 軽症:32名 疑似症:288名
<3/19の入院患者数>
重症:18名 中等症:278名 軽症:41名 疑似症:350名 
→明らかに増えてきている印象があります。

コロナ感染症の退院基準が変わりましたので共有したいと思います。当院のラインは患者様だけではなく医療関係者も多く読んで頂けているようですので、今回は少し踏み込んだ内容にしてみました。

【人工呼吸器等による治療を行わなかった場合】・・・軽症・中等症
1) 発症日から10日間経過し、かつ、症状軽快後72時間経過した場合
2) 発症から10日間経過以前に症状軽快し、症状軽快後24時間経過した後、PCR検査または抗原定量検査で24時間以上をあけ、2回の陰性を確認された場合
→自宅療養を選択され療養解除の基準も同様です。

【人工呼吸器等による治療を行った場合】(新設)・・・重症
1) 発症日から15日間経過し、かつ、症状軽快後72時間経過(発症日から20日間経過までは退院後も適切な感染予防策を講じること)した場合
2) 発症から20日間経過以前に症状軽快し、症状軽快後24時間経過した後、PCR検査または抗原定量検査で24時間以上をあけ、2回の陰性を確認された場合
→重症ではあるものの患者の希望で人工呼吸器を使用しない場合もあります。その際は10Day’sルールでの運用ではなく、この基準に準じた対応を求める方が安全です。

上記の通りに2021年2月25日より改訂されました。今後はコロナ感染後の療養受け入れ先では、入院時の重症度を確認する必要があり是非ご注意ください。