オミクロンの感染力の最新データ

今週も休診・代診はありません。

相変わらずのオミクロンの感染者数ですね。オミクロン=風邪というには時期尚早という話を以前にもしましたが、最近の発生状況を見ているとやはりそれは間違ってはいないようです。
ワクチン未接種者(特に高齢者)・ワクチン接種から間隔が空いている高齢者の方にとっても、肺炎になり難いのは事実ですが、肺炎を起こさないわけではないのです。高齢者の方にとってワクチン3回目を接種するのは非常に大事なことです。また、もしも接種可能年齢(12歳以上)になった人でワクチン未接種の人がいたら早めに接種することをお勧めします。自分は軽症でも誰かに感染させ重症化することもあるのです。

長野県が出しているいいパンフレットがありましたので共有したいと思います。

スーパーコンピューターの富岳のオミクロン株における感染性のデータを共有したいと思います。
オミクロン株の感染者とマスクなしで15分間対面で会話した場合、1メートルの距離で約60%程度、50cmの距離でほぼ100%感染を起こすとのことです。飲み会は本当にアウトだと言うことになります。ただし、ソーシャルディスタンスといわれている1-2メートルの距離+マスクでは、ほとんど感染リスクがないこともわかりました。50cmの距離であってもマスク越しの会話であれば感染リスクは10%程度のようです。

2月4日の入院患者 重症61 中等症1,120 軽症・無症状222
1月28日の入院患者 重症23  中等症765 軽症・無症状177

絶賛爆増中です。不織布マスクをしっかりつけて対策しましょう。
高齢者を中心に重症患者が増加しています。
ちなみに3回打っても感染しない訳ではないのでご注意ください。引き続きの感染対策が肝要です。