先週に引き続きコロナが第５類に引き下げられることが決まったと先週お伝えしましたが続報として５月８日に引き下げ日が決まったようです。余程のことがない限り動かないと思います。GW明けから感染状況は悪化していくと思いますが、もし５類引き下げとともに、感染状況の届出義務がなくなった場合、日本での感染状況が肌感覚レベルでしかわからなくなります。流行しているかも正確には判断出来なくなるわけです。例え５類に落としたとしても引き続き気を抜かずに、基本的な感染対策は行って頂きたいなぁと個人的には思います。弱毒化しているのは確かですが、インフルエンザ並みかと言うとそこまでは弱毒化してない気がしますし。もうちょっとなんですけどね。

さて、今週はコロナワクチンはいつまで接種するの？という疑問を外来で聞かれたのでお答えいたします。

答え、、、わかりません。

正確にいうと、国の中枢の専門家の先生方も正直決めかねているのだろうと思います。個人の考えとしてお聞きいただきたいのですが、感染状況を踏まえおそらく年一回から二回程度のブースト接種をしばらく続けていくのだろうと思います。そして年齢や基礎疾患に応じてその回数を変えていくのではと考えます。例えば、６５歳以上の人、基礎疾患がある人（癌、糖尿病、高血圧、脂質異常症、COPD、喘息、高度肥満、睡眠時無呼吸、免疫系の疾患、免疫抑制剤等を使用すべき疾患）、医療従事者・介護従事者、感染リスクが高い警察・消防などのエッセンシャルワーカーは年２回接種、それ以外の方々は年１回くらいに落ち着くのではないでしょうか。

はてさて、予想はあたるのでしょうか。