おはようございます。

三浦市の子供の喘息診療が変わります！！

大層なタイトルをつけてしまいましたが、本当にそうなんです！

当院は採血が苦手な子供達の喘息病態評価・重症度評価を適切に行うにはどうしたら良いか？が喫緊の課題でした。大人の場合、肘からの採血が簡単に行えるため、患者さんの喘息のタイプ分類が容易なのですが、採血が取れない子供たちはそうはいきませんでした。採血ができない子供達の為に指先採血で出来るアレルギー検査機器を導入する事で、ハウスダスト・ダニ・カビ・花粉・動物・食物などの評価は出来るようにしていました。しかし、それだけでは喘息を完全に評価し切ることは出来ない事がずっと悩みでした。喘息と密接に関係している好酸球数の評価は指先採血では出来なかったのです。そこで当院は、最新の医療機器で登場した、指先採血専用の好酸球測定装置を導入致しました。

一回の指先採血で、アレルギー４１項目と好酸球数が同時に測定できることで子供達の負担を無くします！

喘息のタイプ分類を適切に行うことで、患者さん一人ひとりに合った適切な治療、すなわち個別化医療が可能になります。吸入ステロイドを使用した方がいいのか？アレルギー剤だけでいいのか？現状の治療が適切なのかどうか？今後の見通しはどうなのか？親として気になる事が解決していきます！

喘息は日本人の８％ともいると言われています。三浦市だけで3000人以上がいる計算になります。決して珍しい病気ではありません。喘息かも？と思ったらぜひご受診ください。