- 2020年1月29日
- 2020年1月31日
喘息の症状って?
「2週間以上咳が続いてつらい」
「運動すると咳がでて困る、、。すぐ息が上がっちゃう」
「風邪を引くと長いのよね、、、治るのに1〜2ヶ月くらいかかっちゃう」
「1ヶ月に1回くらい風邪ひいちゃう」
「昼間より夜から明け方に咳が強くなるなぁ」
「息を吐くときにヒューっと音がすることがある」
「喉がイガイガ・ムズムズして咳が出る」
このような症状は喘息を疑う症状です。
喘息はきっちりと診断・治療を行わないと悪化していく進行性の病気のひとつです。進行していくと、薬の効き目がわるくなったり、ちょっとした気温の変化・天気の変化で発作が出たりすることがあります。
呼吸器専門医在籍病院の一つである当院では、胸部単純写真検査(レントゲン検査)、呼気NO検査、呼吸機能検査、採血によるアレルギー検査などを組み合わせて診断を行います。喘息と診断された場合は、吸入ステロイドを主体に様々な薬を組み合わせて喘息による日常生活への障害をなくすことを目標に治療していきます。吸入ステロイドは肺への局所投与であり、内服や点滴のステロイドのような重篤な副作用が発生する事はほとんどありません。
吸入ステロイドについて詳しくは別の項目で書きますね。