11月から当院のシステムが大きく変わります。

11月から当院のシステムが大きく変わります。当院はMedical DXとして積極的にさまざまなシステムを取り入れて診療を行ってきました。11月よりその一環として、電子カルテが変わります。クラウド型電子カルテと言って、データがクラウド上(日本に複数箇所存在する、ガッチガッチに強固なシステムに守られたデーターセンターに保管)にある事から、地震などの災害が起きた場合でも患者様のデータを消失することがありません。東日本と西日本に同じデータを保管するデーターセンターが複数存在することで、東日本が震災に襲われたとしても、西日本にあるデーターセンターに瞬時にアクセスする事ができ、カルテの消失がない事は勿論のこと、震災下であっても診療が停滞することがありません。また、以前にも書きましたが、電子カルテシステムを同一法人内で共有する事ができるので、来年5月に開院を控える横浜フロントタワー内のクリニックでも同水準の診療を受ける事ができます。今後展開予定の分院全てにおいて同一システムを導入する予定であり、どの分院を受診しても同じ医療情報の元、同一水準の診療を受ける事ができるようになります。

また、問診WEBシステムが変わります。今までのWEB問診はただ問診をとっているという感が否めませんでししたが、一般内科、呼吸器内科、皮膚科、再診で問診を別に構築し、実際の診療に近い問診を実現致しました。スマホが使える患者様は基本的に院内であってもスマホから回答頂く形になります。もちろん従来の紙ベースでも対応可能です。そして大きなポイントとして、65歳未満のインフルエンザワクチン問診票をペーパーレスに変更し、スマホで回答できるようにしました。

そして、ACT(喘息を管理する質問票)を問診システムに組み込み、カルテに自動取り込みになります。本年の喘息ガイドライン改定によってACTの点数が治療目標になる事が決まりました。今までは診察時に様子などをお伺いさせて頂きつつ、しれっと評価しておりましたが、電子化を行い、より簡便に、精密に管理が出来るようになりました。

これからも様々な医療システムを導入し進化を続けて参ります!今後とも当法人を宜しくお願い申し上げます。