本邦におけるモデルナワクチンの副作用報告!

今週はオリンピックの祝日移動により水・木・金が休診になりますので宜しくお願い致します。
ワクチン供給が不安定になっているとの報道がありますが当院では今の所、順調に週平均約200名分が入荷されております。

【重要事項】
7月31日午前9時30分より50歳ー59歳までのコロナワクチンの予約が開始されます。当院では原則、当院HPからのWEB予約をお願いしております。予め、診察券番号を登録頂くと、開始日時にスムーズに予約が可能です。診察券番号がない方は予め窓口で番号の取得をお願い致します。当院WEB予約システムからのご予約枠は週平均150名程度の枠をご用意しております。日時指定も可能です。市の予約システム割り当て数は36名分で土曜日午後のみとなります。
尚、WEB以外のご予約は10時からとさせて頂き、日時指定は出来ませんので予めご了承ください。

市からの通達によって予約開始日時を設定しておりますが、万が一変更になる場合はLINEにてお知らせ致します。

当院では全例ファイザー製ワクチンを使用しておりますが、全国的にはモデルナ製ワクチンを使用した職域接種も進んでおります。今回、自衛隊病院よりモデルナワクチンの国内の使用成績が公表されました。208,154 件の接種が5月から約1ヶ月で行われ、395 件の急性期副反応を確認し、アナフィラキシーは0件でした。
めまい・ふらつきが98件、動悸が71件、発赤等の皮膚症状58件、気分不良や倦怠感41件などが報告されています。動悸、めまい・ふらつき、気分不良・倦怠感などは薬による反応の可能性以外に針刺し行為による過度な緊張などによってもたらされている可能性も示唆されました。当院でも針刺し行為やワクチン接種をするという緊張感からくる動悸・気分不快などが見られており多くがそれによるものと考えます。またその他に特徴的な反応として高血圧の副反応が34件報告されました。海外でも同様の副反応がファイザー製・モデルナ製で報告されているようですが、原因ははっきりとわかっていません。また、モデルナ製ワクチンでは「モデルナアーム」と呼ばれる遅発性皮膚副反応が報告されています。「モデルナアーム」は、ワクチン接種後約1週後に出現する皮膚症状であり、1 回目接種後の 0.8%及び 2 回目 接種後の 0.2%に出現し、経過観察のみで 2 週間程度をピークに自然消退するとの事です。なお、「モデルナアーム」の発症者についても2 回目接種は可能であると報告されています。

7/16の入院患者数
重症:31名 中等症:433名 軽症:71名 疑似症:292名 
7/9の入院患者数
重症:39名 中等症:330名 軽症:70名 疑似症:262名
中等症が爆発的に増えています。感染対策に引き続きご留意ください。